低音ペダルポイントによるストリングス・アレンジ

ペダルポイントとは、コードが変わっても、特定の音を持続させるスタイル。持続させる音を、ペダル・トーン(持続音)という。高音部をペダル・トーンとして使うペダルポイントと、低音部をペダル・トーンとして使うペダルポイントがある。

ペダル・トーンには、キー(調性)における第1音(トニック)、第5音(ドミナント)、第2音、第3音を使うことが多い。ノンダイアトニック・コード上では、ペダル・トーンを変更するなどして、臨機応変に対応した方が良いこともある。

下記のアレンジ例のG7コード上のフルートは、Gスパニッシュ・8ノート・スケールを用いている。

EX.1

第1音(トニック)であるCをペダル・トーンに使うペダル・ポイント。

MIDIデータ: C.mid

EX.2

第5音(ドミナント)であるGをペダル・トーンに使うペダル・ポイント。

MIDIデータ: G.mid

EX.3

第2音であるDをペダル・トーンに使うペダル・ポイント。

MIDIデータ: D.mid

EX.4

第3音であるEをペダル・トーンに使うペダル・ポイント。

MIDIデータ: E.mid